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一点物Tシャツブランド"undetroze"のインフォ&ブログ

嬉しい出来事と意外な繋がり

まじ娘 嬉しい出来事があった。 個人的に大好きなアーティストのまじ娘ちゃんが、アンデトローゼのTシャツを着てくれたのだ。

まじ娘(マジコ)とは

ニコニコ動画の歌ってみた出身のアーティスト。 少々のハスキーと、エモーショナルな歌声が特徴。 (説明とか難しい。ちゃっちゃと引用したいから誰か早くwiki作って。)

読むより聴く方が早い。歌声を聴いてみてください。[youtube id="QQPVQFyL0_Y"]

心做し REC映像【まじ娘】

個人的に好きなところは、圧倒的な歌唱力はもちろん、歌い方に変なナルシズムが入っていないところ、教室で習ったようなテンプレみたいな歌い方じゃなく感性で歌ってる部分が強いなーってところ且つ、その歌い方と歌声が普遍的だなてところ。「普遍的」はアンデトローゼにとっても重要なキーワード。

着てくれた経緯

着てくれた経緯を簡単に言うと、まじ娘ちゃんにTシャツをプレゼントした。

最近、まじ娘ちゃんの歌ってるEarth Wind & Fireの“September”に激ハマりをしていて、 [youtube id="6BYML7CylMo"]

September / まじ娘×みきとP Earth Wind & Fire - Cover / アースウィンドアンドファイアー - セプテンバー - カバー

そんな時にまじ娘ちゃんのラジオを拝聴し、自分が高校生の時にいっぱい聴いていたSystem Of A DownとかAIRとかが好きとか言っていて、え?この子何歳なの?って思いつつ勝手に親近感が沸き、そのラジオのタイトルが「Magic of RADIO」でマジックとまじ娘をかけてるって、あれ、うちの「MUSIC IS MAGIC」みたいじゃん!!

[caption id="attachment_1263" align="aligncenter" width="1920"]音楽は、魔法だ。 MUSIC IS MAGIC /音楽は、魔法だ。[/caption]

そしてラジオの中で来週(10月28日)誕生日だと言っていて、動機が三つ溜まったからこれはプレゼントするしかないって、勢いで連絡した。 ら!すごい角度からの不思議な縁の繋がりもあり、無事本人へ届けられた。

そしたらご本人がツイートをしてくれた!!

どれも似合って安心した。好みがわからないから不安だった。 このツイート、本当に嬉しかったー!!

曲紹介

上記に「心做し」と「September」の動画を埋め込んだけど、他にも素敵な曲がいっぱいあるから紹介します。

[youtube id="LXpyB9AHmHk"]

戯言スピーカー 歌ってみた【まじ娘】

初めて知ったのは3年くらい前で、初めて聴いたのがこの曲でした。しばらくは「まじむすめ」だと思ってました。

[youtube id="dEHOYpnxl0k"]

夜のいきもの 歌ってみた【まじ娘】

ヒップホップのパンチラインみたいなものは歌い方にもあると思っていて、この歌のサビの「たら」がまさにそれかなと。刺さった。

[youtube id="M3ECc4-WOus"]

秘密基地 歌ってみた【まじ娘】

最初から歌うまー!!てなる。結局子供の頃のノスタルジーに勝てないなーて思い知らされます。

[youtube id="Jr_pxD_VgfI"]

僕は初音ミクとキスをした 歌ってみた 【まじ娘】

ニコニコカルチャーに疎い人はタイトルで毛嫌いしそうだけどものすごく素敵な曲。

[youtube id="BWYDFJcm9tk"]

まじ娘 - 彗星のパレード(作詞/作曲:ホリエアツシ、V_Dir:小嶋貴之)MAJIKO - SUISEI NO PARADE

11/18発売の曲。ストレイテナーホリエアツシ氏が作詞作曲。

アンデトローゼのTシャツを着てくださっているアーティスト達は、 ミュージシャンという点については共通しているが、いわゆる聞く人の“層”というものがズレている。

しかし、このブログを書いてて気付いたのだが「彗星のパレード」の映像をつくっている小嶋貴之氏は、 前回書いたブログ「アンデトローゼとアーティスト」で紹介した KEYTALKの「fiction escape」「sympathy」、04 Limited Sazabysの「fiction」(ドラムのコーヘイ氏がアンデトローゼのTシャツ着てくれてる!!)「monolith」も手掛けてると知って、 接点が無いと思っていたら予想だにしていないところで繋がって、面白いなって思った。

みんなが今まで知らなかったミュージシャンをアンデトローゼ経由で知り、かつ大好きになってくれたら本当に嬉しい事だなって思った。

KEYTALK武道館にいってきた

KEYTALK 武道館

アンデトローゼを愛用してくださっているKEYTALKの八木氏に招待いただき、 10月28日に行われた武道館ライブに行ってきました。

九段下駅に到着した時点で既にKEYTALKグッズを身にまとうファンでいっぱいでした。 更に武道館の門をくぐったら、人、人、人。 その人ごみは、まるで地方の花火大会みたいでした。 そしてみんなからすごいエネルギーを感じました。

ライブも凄まじかったです。 全30曲。 サプライズで一万人のライトで彩られた景色など、 演出も色々あってとても楽しかったです。

たった4人で1万人の心を動かせるのって音楽以外にあるのかな。 スポーツや政治演説くらいかな。 もちろん、携わっている関係者さんあってものもだけど。

8年前に結成し、 4年前にワンマンで200人を動員し、 そして10000人。 数が全てではないと思うけど、それが達成できるアーティストは一握り。 本当にすごい。

メンバー、関係者、ファンの想いを具現化した 武道館の中の景色は言葉では言い表せないくらいにとても美しかったです。

改めて、音楽は魔法だと心から思えた一日でした。

アンデトローゼとアーティスト

musick

アンデトローゼのTシャツは、これまでファッション業界にとどまらず、幅広い領域のデザイン・アートなどに携わる皆様に愛されてきた実績をもっています。Tシャツボディをキャンバスに繰り出されるアート性の高い作品が、このように多くのクリエイターの方々に認められることは、当ブランドにとって大きな喜びです。 また最近では音楽を専門とするアーティスト、ミュージシャンの方々に着用いただける機会も増え、好評を博しております。そこで今回は、アンデトローゼを気に入ってくださっているミュージシャンの特集として、音楽とアンデトローゼの共通項を探り、アンデトローゼとアーティストの相性を考えてみたいと思います。

アンデトローゼを愛用くださっているミュージシャン

アンデトローゼを愛用くださっているミュージシャンを曲と一緒に紹介していきたいと思います。選曲は個人的に大好きな曲を優先して紹介します。

片平里菜

まずは、undetrozeとコラボもした片平里菜さんです。 コラボTシャツも制作しました。 同世代の女性の心に刺さる歌詞と透き通る歌声、キャッチーなメロディが特徴。サマーキャンプの詩の儚さと歌声の美しさが大好きです。心に染みる。 片平里菜 Tシャツ片平里菜 Tシャツ片平里菜 Tシャツ片平里菜 Tシャツ

[youtube id="6DRYcobqWho"] [youtube id="uf4FMyB2L1Y"]

KEYTALK 八木優樹

続いてKEYTALKのドラム、八木氏。縁あってお会いしたのですが、とってもとっても素敵な人でした。本当に嬉しかった。 四つ打ちが特徴の軽快なダンスチューン!!メロディが好き!八木氏のハイハットの使い方が好き!!アニメ「境界のRINNE」のオープニングテーマや、「ドラゴンボール超」のエンディングテーマに起用されています。fiction escapeとsympathyが特に大好きです!

KEYTALK 八木氏KEYTALK 八木氏KEYTALK 八木氏KEYTALK 八木氏KEYTALK 八木氏KEYTALK 八木氏

[youtube id="LW51qdUKDbs"] [youtube id="3L-4KvItfdw"]

04 Limited Sazabys KOUHEI

04 Limited SazabysのドラムKOUHEI氏。下記MVの「fiction」にも着用してくださっています。 04 Limited Sazabysの疾走感と高音を有効活用したメロディは超秀逸。最近テンポの速い曲から遠ざかっていたのですが、本当聴きやすくてかっこ良くてハマってます。特にKOUHEI氏のハイハットの疾走感が好き。自分の青春時代のメロコア世代の音楽を引き継いでいる感じがして、大好き!!

04 Limited Sazabys

[youtube id="cAm_hgAfduA"] [youtube id="8HrcVdrj-Eg"]

まじ娘

天性の歌声で聴く者を魅了するネットシーン発の実力派女性ボーカリスト 詳細はコチラ

スクリーンショット 2015-11-25 14.59.39スクリーンショット 2015-11-25 14.59.47スクリーンショット 2015-11-25 14.59.57スクリーンショット 2015-11-25 15.00.08 [youtube id="QQPVQFyL0_Y"] [youtube id="BWYDFJcm9tk"]

齊藤ジョニー

GOOSEHOUSEの齊藤ジョニー君も着ていただいています。GOOSEHOUSEは個々でも活躍するシンガーソングライターで流動型音楽ユニット。カバーからオリジナル、アニメ「四月は君の嘘」OP曲など、幅広く活動しています。中でも演奏をとても楽しそうにしていて、音を楽しむ「音楽」を真正面から表現している気持ちがして、とても好きです。ジョニー君はギターからバンジョーも超絶テクニックで弾きこなし、安定感抜群で透明感のある歌声。下記動画でも着用してくださっています。GOOSEHOUSEの好きな映像は枚挙にいとまがないですが、特に好きなcome again/m-flo(Cover)とカラス/湘南乃風 (Cover)をあげておきます。

GOOSE HOUSE 齊藤ジョニーGOOSE HOUSE 齊藤ジョニーGOOSE HOUSE 齊藤ジョニー

[youtube id="6w3Ep_Zu4UE"] [youtube id="svEYFvGOF3U"]

[youtube id="p5mFAYUxjnw"] [youtube id="_ZJtGAx7siw"]

佐々木萌

最後は佐々木萌ちゃん。undetrozeのモデルも快く引き受けてくれました。萌ちゃんは、個人のシンガーソングライターの他に、エドガー・サリヴァンというバンドでも活躍しています。プライベートでもundetrozeを着てくれてて、とても嬉しい!!

エドガー・サリヴァン 佐々木萌エドガー・サリヴァン 佐々木萌エドガー・サリヴァン 佐々木萌エドガー・サリヴァン 佐々木萌

[youtube id="WBv26Xz_q9k"] [youtube id="RAq9KShTQOg"]

アンデトローゼと音楽の共通項

上記のとおり、アンデトローゼと音楽・アートはとても相性がいいです。なぜ相性がいいのか、自分なりに分析したいと思います。

1)ミニマルは核

三角形や円のみのミニマルデザインの普遍美は、人種や言語、国境、時代までをも超えて親しまれる音楽やアートの核となるものです。

2)唯一性とグルーヴ

偶然性から生まれるアンデトローゼ独特の色彩と唯一性、音楽のグルーヴから生まれるシンパシーは似てるのかなと個人的に思っています。

3)即興性とジャム

unetrozeの一点物Tシャツは、ひとつひとつを即興でつくります。これはバンドでいうジャムみたいなものかなと思っています。

アンデトローゼと音楽の関係

その他、アンデトローゼは音楽に関する作品をつくっています。

過去にmusic(音楽)とsick(病気)と合わせ、“音楽病”の意味をもつ造語「MUSICK」を制作したり、 近くで見ると「music」、遠くで見ると「magic」を見え、music is magic(音楽は、魔法だ。)を表したタイポグラフィ作品「music is magic」を制作しています。

また、アンデトローゼはミニマルデザインを起用していますが「ミニマル・ミュージック」というジャンルがあったり、 「インダストリアル」という作品も、「インダストリアル・ミュージック」というジャンルがあり、それも念頭に入れ制作しています。

これからもアンデトローゼは普遍美を追求し、これからもアート性の高い一点物作品をひとりでも多くのお客様のお手元にお届け出来るよう精進していきます。

赤坂サカス「サカスマーケット」に出店します。

header_market

9月の19日と20日に、TBS局赤坂サカス前で行われる「サカスマーケット」に出店します。 今回は、お買い求めやすい価格のアウトレット商品を中心にご用意する予定です。 お買い物やお食事の合間などに、是非お立ち寄りください。

出店期間:9月19日(土)、20日(日) 時間:10:00〜16:00 場所:赤坂サカス サカス広場 アクセス:■赤坂駅 東京メトロ●千代田線 赤坂駅より直結     - ■赤坂見附駅 東京メトロ●丸の内線●銀座線 徒歩8分     - ■溜池山王駅 東京メトロ●銀座線●南北線 7番出口より 徒歩7分 詳細:http://sacas.net/sacasmarket/index.html

皆様のお越しを心よりお待ちしております。

オマージュとパロディ

先日ファッションWEBマガジン「HOUYHNHNM(フイナム)」ブログエントリーに「真似とパクり。」という記事があった。 内容を簡単に説明すると、Supreme(シュプリーム)というストリートブランドの代表されるTシャツ「ボックスロゴT」をパクってる業者を参考例にし、パクりを否定。さらに、それを買う消費者までをも否定している内容だった。

この記事の中に、明らかな間違いがある。メディア媒体のWEBマガジンのブログで間違いを拡散するのは危険だと思ったので、この記事を書く事にした。

そもそもSupreme(シュプリーム)がオリジナルではない

supreme logo
supremeボックスロゴ

バーバラ・クルーガー
barbara kruger your body is a battleground

(出典 上:p1.pichost.me 下:fineartkingston.co.uk)

まず言いたいのは、そもそもシュプリームのボックスロゴは、オリジナルではなくパクりということだ。 シュプリームのボックスロゴは、バーバラ・クルーガーというアーティストの作品を(筆者の中の定義でいうと)パクったものだ。

この事実を無視しているのは、筆者が確信犯の嘘つきか、本気で無知かのどちらかだ。 シュプリームを参考にした時点で「この記事は間違いです」と言っているようなものなので、何かを否定すればすべてブーメランのように自分自身の否定に繋がってしまっている。

(出典sugiura.blog.houyhnhnm.jp)

また、

ボックスロゴの文字だけ変えて作るのはその『真似』の質が違う。そこには何一つオリジナリティが無いのだ。

と書いているように、筆者が言うには違う要素を加えればオリジナリティになるらしい。 ちなみにバーバラ・クルーガーの作品は、フォントにFuturaを使用している。Supremeも同じフォントを使っているのだが、ブログで参考例として使っている画像の「a」のフォントは少なくともFuturaではない。筆者の真似とパクリの定義上だと、参考例のTシャツが「真似」で、supremeが「パクリ」となってしまう。

バーバラ・クルーガー /Barbara Kruger

バーバラ・クルーガー
ボックスロゴの元ネタのバーバラ・クルーガーは1945年アメリカ生まれの女性で反商業主義者のコンセプチュアル・アーティスト。広告のコピー・ライターの後、アーティストに転向した。アプロプリエーション(…盗用芸術。「流用」や「私有化」など、「コラージュ」より過激で「オリジナリティ」を絶対視する近代芸術観への嘲笑、皮肉する技法)したモノクロの写真を背景に、「怒り・攻撃的」など強いエネルギーや、目立たせる特性がある「赤色」のボックスの中に言葉を加えたシンプルなデザインにする事で強烈なメッセージ性をもたせた作品が特徴。

大量生産・大量消費の現代社会であらゆるイメージが記号化され「オリジナル」と「コピー」の境界線が曖昧になる中、既存の作品から素材や表現を盗用・借用して作者なりの新しい見せ方を生み出そうとした美術運動「シミュレーショニズム」の第一人者。

BarbaraKruger_IshopThereforeIam_
「無題(i shop therefore i am)」は、哲学者デカルトの命題「我思う、ゆえに我あり(I think, therefore I am.)」のパロディで、「我買う、ゆえに我あり」という意味。そしてその言葉がクレジットカードを持った手の中にある。 借金までして買うことこそが現代のアイデンティティという大量生産・大量消費社会を、その大量生産・大量消費社会により誕生した技術を使い、豪快に皮肉・嘲笑した爽快な作品。これがsupremeの元ネタ作品なのである。

シュプリーム /Supremeと商業主義

Supremeは、1994年にスタートしたニューヨーク発のストリートファッションブランド。スケートカルチャーからはじまった。カウンターカルチャーのヒップホップ、パンクロックなどの有名アーティストとコラボレーションしていたり、サンプリングなどしている。ストリートファッションは、ファッションデザイナーや企業が主導ではなく若者などの消費者よりカルチャーから発生したものなので、反骨精神バリバリのバーバラ・クルーガーの理念に共感と敬意しボックスロゴを取り入れたのではないだろうか。もちろん単純にデザインがシンプルでクールという事もあるだろうが、意思としてはパロディではなく、リスペクトを込めたオマージュなのだと思う。

上記のとおり、シュプリームはファッションデザイナーやアパレル企業がつくりだすファッションから、街中にたむろする若者たちに向けた、商業よりカルチャーを重んじたストリートブランドだ。 そんなシュプリームが2010年に、過激なシュプリームのパロディブランドを買収した。また、それとは違う、ボックスロゴのパロディTシャツをつくったブランドを著作権侵害で訴えた。訴えられた側は「言論の自由」と反論。 このやり取りを、シュプリームのパクりを黙認し続けているバーバラ・クルーガーは

What a ridiculous clusterfuck of totally uncool jokers. I make my work about this kind of sadly foolish farce. I'm waiting for all of them to sue me for copyright infringement. (なんてまったく野暮な冗談を言う馬鹿げたクソッタレな奴らなのだろう。わたしはこの種のひどくばかばかしい茶番につきあわされている。著作権侵害でわたしを訴えるすべてのものをわたしは待っている。)

とコメントした。クールだ。本末転倒の裁判を起こし、これでキッズに味方のストリートブランドのシュプリームが金儲け第一の商業主義ブランドと認知されてしまった。

ただ、そんなバーバラクルーガーもユニクロとコラボしたりで、なんだか色々と感慨深い。

ボックスロゴに著作権はあるのか

music_lf そもそも赤いボックスに白抜き文字のデザインに権利なんてつくれるものなのか。ボックスロゴなんてものはオーソドックスで誰でも考えれる普遍的なデザインだ。色を多い面積で使えるように四角く背景をつくり、一番目立つ色の赤を使用すればボックスロゴの完成。雑誌のLIFEもアニメのMarvelもバイクのapriliaもそしてundetrozeの「music is magic」Tシャツもみんなパクりになってしまう。

box_logo

上から「LIFE」「Marvel」「aprilia」

ボックスロゴそのもののデザインだけではアイデンティティを埋め込むのは無理がある。

真似とパクりとオマージュとパロディ

筆者は「真似とパクり」について書いているのだが、両者の違いや定義がいまいちわからない。

わかりやすく言うと、有名人を徹底的に研究し、ある特徴を大袈裟に誇張したりして客を笑かせたり感動させるモノマネ芸人は『真似』で、アンジャッシュのコントを許可無しにそのまま母国語に変えて自分の国でやってしまうコメディアンが『パクり』。

と書いてあるが、わかやすくと書いてあるわりに全然わからない。モノマネ芸人の中には許可無しにおこなっている人もいるだろうし、本人が不快に思うレベルに茶化している人もいるだろうし、徹底的には研究していない人もいると思う。それに母国語に翻訳する作業の中にオリジナリティは本当に存在しないものなのか。そもそも人を模倣するのは名誉毀損で、ネタを模倣するのは著作権侵害なので、両者は対称になるのか怪しい。 しかしまあなんとなく言いたかった事はわかる。おそらく元ネタに敬意を払ってるか否かを言いたいのだと思う。 それならば、「真似」はフランス語で尊敬や敬意を意味する「オマージュ」と書いてほしい。その方がよっぽどわかりやすい。

もう一つ、「パロディ」という概念について。 パロディは比喩や風刺、批判する目的を持って模倣した作品あるいは手法の事なのだが、記事の中にパロディは登場してこない。模倣をテーマにする時の非常に重要なワードなのだが、なぜパロディを出さないのだろう。パロディとパクリを混同しているのだろうか。

筆者はオマージュとパロディについて書きたかったのではないだろうか。単に知識が乏しく、伝え方が拙かっただけではないだろうか。

簡単な問題ではない

スヌーピー スウェット 89668839_th 記事の内容的に、ブランド側は同意してくれると思っていると感じる。だがこの問題は簡単に答えが出るような事ではない。 パロディもオマージュも第三者によって度合いが変わったり、数値化もできず、境界線も曖昧になり、割合は違えど両方に含まれるケースもある。上記で説明したバーバラ・クルーガーの無題(i shop therefore i am)は、哲学者デカルトの言葉は自身は敬意を込めたオマージュ、現代社会のフィルターを通すと消費者を皮肉したパロディになるので、オマージュもパロディも含まれる。調べてもでてこなかったが、背景のモノクロの写真が流用なら、そこにパクりも含まれる。

それこそ大量生産/大量消費社会が到来してからポップアートが誕生し、現代アーティストらが何十年も前からこの問題を作品を通して必死に問題提起しているのだ。 自分の誕生日にちょちょいと書いて済ませられるような問題ではない。

undetrozeだってそうだ。先日、PISTATIOという作品を出した。これは、スヌーピーなどで有名なピーナッツシリーズのTシャツが、様々なブランドでパロディ化されている、そんなパロディに対して、パロディで風刺した作品がPISTATIOだ。

ピーナッツぽいイラスト、上下ラインの中のセリフフォントのワードという構図デザインでパロディが完成するが、イラスト部分をミニマルにし、全体を見返すとピーナッツのパロディとわからないデザインにした。成立してしまったら他のパロディブランドと同じになってしまう。こうして「パロディとして成立してないパロディ」が出来上がった。

おわりに

ボックスロゴはsupremeがオリジナルじゃないって事と、オマージュ、パロディの問題は根深いという事を伝えたかっただけなので、他にも突っ込みたいところが多々あったけどそれは個人の思想として触れないでおきます。長文になってしまったし何よりヘイトな部分もあってすみません。

新作アイテム「INDUSTRIAL」への解釈

industrial/インダストリアル

新作「INDUSTRIAL/インダストリアル」をリリースしました。

INDUSTRIALは、industryの形容詞で、直訳は「産業の/工業の」という意味ですが、直訳以外に様々な意味を含みます。 産業革命(Industrial Revolution)が起きてから世界は劇的に変化しました。近代化、そして工業化を生み出し、ものづくりの効率が爆発的に上がり、大量生産・大量消費社会になっていきました。つまり、INDUSTRIALには大量生産社会の意味も含まれているのです。 大量生産・大量消費社会の恩恵は計り知れません。工場が無かったら、車やパソコンなどが現在の価格で購入できません。100円均一も、コンビニエンスストアも、テレビもありません。産業革命がなかったら、アンデトローゼの活動を始める事すらできなかったと思います。ただ、私は、なにかぼんやりとした『違和感』がありました。それが、この作品をつくったきっかけです。

デザインについて

本作品はINDUSTRIALを三つに分け、一瞬で理解させないように、INDUSTRIALというワードをすこし分かりにくくさせています。プリントを「DUST」部分だけを様々な色合いや偶発誘導のマーブルカラーで一点物に仕上げ、INDUSTRIALがもつ「大量生産・大量消費社会」と真逆の意味合いをもたせる事で社会に対するアンチテーゼを表現しました。

INDUSTRIAL / MULTI COLOR INKINDUSTRIAL / MULTI WHITE INK

アンチテーゼの解釈について

アンチテーゼの直訳は「正反対」であり、否定ではありません。表があれば裏があり、対称があることで議論が成立します。そこには否定だけでなく肯定もリスペクトも含まれています。アンチテーゼは尊敬と疑念を含ませた哲学的な言葉です。 ちなみにアンデトローゼとアンチテーゼは響きが似てるねってよく言われますが、綴りが“undetroz”と、“Antithesis”で全然違います。しかし、アンチテーゼは今後もアンデトローゼにとって非常に重要なワードとなっていくでしょう。

人と機械との共存

上記のとおり、大量生産主義をヘイトするつもりはなく、あくまで逆説的な意味を持たせ皮肉としてつくりました。機械にしかできないこと、人間にしかできないことがあり、バランスがかたよるのより、お互い意識しあい共存した方がいいのでは?という問題提起です。

インダストリアル・ミュージック

INDUSTRIALは音楽の世界にも非常に重要なワードです。インダストリアル・ミュージックといったジャンルが存在します。インダストリアル・ミュージックは、機械音やノイズ、環境音、サウンドコラージュなど音楽の定義にない音をつかい工業社会への風刺し、表面的な音のジャンルには留まらず、思想、社会、文化まで及んでいます。

DUSTは本当にゴミなのか

インダストリアル・ミュージックの他、関連性が大きいノイズ・ミュージックやアンビエントは、ノイズ(雑音)や虫の鳴き声や水、風が走る音などの環境音(アンビエントは環境という意味です)など、音楽の定義から逸脱した音にフォーカスしています。ゴミと言われている物質は、果たして本当にゴミでしかないのか?という考えから、DUST部分を色鮮やかにしています。

解釈から解釈へ

こうして制作した背景を文字にすると、壮大で思想が色濃くなってしまいますが、それはあくまで制作者の身勝手な解釈であり、手元に置いた時からその方へバトンタッチします。どう解釈しても、単純にデザインがかっこいいから。でも立派な理由です。その「世界にひとつ」は、あなたのものなのですから。

パロディとして成立してないパロディ

新作をリリースしました。

[caption id="attachment_886" align="aligncenter" width="640"]Triangle Illust Black Triangle Illust Black[/caption]

わかる人にはわかると思いますが、これはスヌーピーで有名なピーナッツシリーズのパロディです。

スヌーピー スウェット

ピーナッツ作者チャールズ・シュルツが描く独特な線画のイラストの下に、上下の枠線の中にキャラクター名などのタイポグラフィを入れたデザイン。 分かりやすい構図デザインから、キャラクターを有名アーティスト、人気映画キャラクター、偉人などに置き換えられ様々な形でパロディ化されています。

ピーナッツパロディTシャツ

三角、円、千鳥格子のイラストの下に、そのまま「TRIANGLE」「CIRCLE」「HOUNDSTOOTH」とかいています。シンプルすぎてもはやパロディとして成立していません。そんな、ちょっと少し間が抜けててナチュラルな感じがキュートかなって思ってつくりました。 他には、少し真面目で大げさに言うと、パロディって何?オマージュって何?肖像権、著作権は一体誰のもの?といった疑問や問題提起を起こしたかったのもあります。

そもそも元ネタのピーナッツパロディを知らない人でもおすすめです。だって成立してないから。

こちらの商品は「受注生産品」です。ご注文後に印刷をおこないます。